ごあいさつ

 近年、国際的な政治経済の変革の嵐は、環境問題も含め、人類が経験した事のない大きなうねりとスピードで各国を覆いつつあります。日本もその中で大きな転換期を迎え、政治経済は言うに及ばず、社会の各分野で過去の検証と、現状認識から構造改革の選択と決断を迫られております。建設業界においても同様に、大手ゼネコン、デベロッパーから、ハウスメーカー、中小工務店まで、企業の大小を問わず過去の業態の見直しと変革を模索しております。
 建築設計の分野では、企画、意匠設計から、生産設計まで、製図業務がコンピューターCAD化しつつあり、効率化と均一化が進んでおり、設計技術者は製図作業に費やしていた時間とエネルギーを他の業務に振り替えられるようになりました。建築知識と経験の集積である設計者の先を見据えた幅広い知識と、ヒューマニティーに根ざした能力を社会に向けアピールし、活用しなければなりません。私共はこのような思いにかられ、個々の建築設計事務所をひとつに結集する事により、情報収集力、企画技術力、営業力、資本力を高め、変革する社会の新しいニーズに備え、従来よりも質の高い市場の開拓を目指しました。
 その結果、首都圏各所の一級建築士事務所、身障者在宅事業グループなどが発起人となり、'96年6月に建設省の認可を受け、AEU建築設計技術者協同組合を結成しました。公益団体としての社会的貢献を理念の柱に据え、設立以来の活動により当組合の主旨に賛同する事務所が次々に加わっており、その規模はますます拡大しています。
 当組合の主な事業内容は、建築企画設計/生産設計図の作成/技術者出向です。ともすれば、建築する側の都合により設計、建築される建物を、ユーザーの立場で規格化でない、個を主張する建築で、低コストを実現させる企画設計を目指しております。更に、豊富な経験を持った設計事務所が総合体として組織を統合しているため、多様なニーズに的確に対応する事が可能で、高品質な企画プランの提供と、必要に応じて優秀な管理技術者を出向させる事もできます。
 公益団体としての活動も積極的に展開しています。その一環として、身障者、在宅でお仕事を希望される方、中高年の方の社会参加をバックアップする目的でコンピューターCADの在宅事業者の養成を行い、仕事の機会を提供しています。
 このように、AEU建築設計技術者協同組合は、仕事と優れた人材を幅広くネットワークすることにより、社会のあらゆるニーズに最適かつ迅速にお応えするとともに、建築設計を通じて社会的な貢献を果たしていく所存です。

 

【公益団体としてのAEUの展開】

 在宅事業者の養成

 CADシステムを活用することにより製図作業が容易に行え、パソコン通信によって在宅作業が可能なことから、AEUは公益団体の責務として、在宅作業が可能な方をCADの在宅事業者として養成。多くの方に仕事の機会を提供し、社会参加をバックアップします。

 企業退職者への仕事の提供

 1ヶ所として同じ所のない建築現場での管理では、経験による的確な判断が要求されます。AEUでは、十分なキャリアを持ちながら企業を退職された中高年の方に、それまでに培った豊富な経験を発揮できる場を提供。個々の優れた能力を結集します。

 身障者、高齢者の住宅相談

 障害者、老人問題を住環境整備の視点からお手伝いしています。また、新築住宅の化学物質汚染の問題にも取組んでいます。

【AEUの特徴】

 ユーザー本位の設計

 建築には多額なお金と専門知識が必要です。資金を有効に使うため、設計者をあなたの側において下さい。AEUの設計者は、常にあなたの立場で、設計を通して、あなたのライフスタイル、考えを、建物に具現化し、低コスト化を実現します。

 地域に密着した設計サービス

 AEUの組合員は首都圏各地域に事務所を開設していますので、どの地区のお客様も地域密着の相談が気楽にできます。

 御相談は無料で

 AEUの設計者を気楽にあなたのアドバイザーとして使えます。電話1本で、無料で現場訪問調査、希望プランの御相談に乗ります。また、土地・建物に関する資産の活用と税務対策の相談を無料で行っております。

 

【 主 な 業 務 内 容 】

 

 建築設計、監理

 

 建設用資材の供給

(戸建住宅、集合住宅、店舗、

ビル等の新築、増改築)

 

各種内外装用資材と設備器材の供給

高齢者、身障者用器材の開発、供給

企画、意匠、構造、設備、積算、パース、

 

 建築物診断

実施設計、建築確認申請諸手続

 

住宅耐震診断、強度検査、

 施工管理

 

化学物質汚染度調査

現場施工管理、監督、技術者出向、施工図作成

 

 建築業者見積書のチェック

 

建築物見積価格の適否のチェック、アドバイス

【AEU 組 織 図】

組織図

はじめに

住宅の建築計画のある方

 

 私たちは、建築設計を専業とするプロ集団です。ちまたのニュースで欠陥住宅の問題を毎日のように取り上げられる今日この頃です。この悪しき状況の大きな原因の一つに、日本においては設計と施工が分離されていない事にあると思います。つまり、設計をする者と施工する者が、同一の会社、あるいは密接な関係にある場合、施主の立場にたった、ちゃんとした監理がなされない可能性があるということです。一部の悪徳ハウスメーカー等は、第3者の設計監理者を立てたくないために「当社では設計料無料」とか、平気で広告を出していますが、本気で自宅を建てられる人には、その奥にある意味を感じ取って欲しいと思います。

 欠陥住宅の特集のニュースで、ある弁護士が「日本では、設計士が建設業者の下の立場で、その言いなりになっている。」と、話していました。悲しいかな、一部分その通りだと思います。ただ、それがすべてではない事を、私たちは「街のまじめにやっている建築設計士」として、社会に少しづつでもアピールしていきたいと思っております。

 我々専業の設計士も、決してボランティア活動だけでは生きていけません。ただ利益だけを追求する昨今の風潮には同意できない技術集団でもあります。昔どこの家にも往診してくれるお医者さんがいたように…いつでも気軽に相談できる「街の建築士」私たちは、そんな事を望んでいます。

 

マンション・病院・商業ビル等の建築計画のある方

 

 「建築設計協同組合」ってどういう団体なのだろう?と思われている方がいらっしゃると思いますので、まず私たちの組合の紹介をさせて頂きます。

 私達は、東京・神奈川・千葉・埼玉の4都県(今年度の総会で全国規模にする予定)の個人又は小規模の事業所で、建築の設計を専業としている、プロの技術者の集まりであります。建設省から正式に認可を頂いて活動をしております。住宅の設計から始まり、マンション・病院・ホテル・劇場いろいろな種類の建物の設計監理をそれぞれ手懸けています。

 建築設計というのは、一般の皆さんには余り知られていませんが、一人の建築士が、その全ての設計を一人で行うのではありません。何人か、或いは、何社かで分業化して行います。建物の安全を確認する為に構造計算を行いますが、これには構造計算専門の設計士がいます。また、給排水衛生設備設計士、電気設備設計士がこれに加わります。その全体を統括的にまとめる役割を意匠設計士が行います。最低でも4名のチーム編成が必要なのです。

 建物の用途によっては、これとは別に専門の知識を持った設計士にチームに加わってもらう事もあります。例えば店舗の設計では、インテリア設計士、劇場の設計では、舞台設計士、音響設計士といった具合です。

 また、パース、模型の制作を専門に手懸けている組合員もおります。私達の組合はこのような、専門の設計士が多数在籍しておりますので、それぞれがお互いに情報交換を行い、自分達の技術力の研鑚を怠る事なく、地域社会に貢献するべく組織された団体なのであります。

ごあいさつに戻るはじめにに戻る